基本的なCO2の添加のシステムです。 大型ボンベ・小型ボンベともシステムに変わりはありません。 (ボンベ・レギュレターが異なるだけです) |
用語の説明は水草育成を前提とした説明としております。
■最低限必要なもの | |
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レギュレターと微調整機能(スピードコントローラー)と拡散器です。 あと、レギュレターと拡散器を接続するためのチューブ、ジョイントが必要です。 レギュレターに微調整機能が付いている場合は、チューブで拡散器まで接続します。 ただ、レギュレターのチューブ取付部はワンタッチ継手(下記参照)になっており、そのままエアーチューブを取り付けることが出来ません。 参考 >>レギュレターの微調整機能部の写真 ワンタッチ継手にエアーチューブを取り付ける場合は耐圧チューブを少しと、耐圧チューブとエアチューブを接続するためのジョイントが必要です。(ページの一番最後に使用例を掲載しています。) ジョイントは、当店ではチューブジョイント(1個150円)がお勧めですが、エアパーツ用のジョイントでも代用することが出来ます。 また当店では耐圧チューブとチューブジョイントがセットになった耐圧チューブ付きチューブジョイントもございます。 参考 >>ワンタッチ継手とエアーチューブの接続 |
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スピードコントローラー |
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CO2の添加量を調整するものです。アクアリウムメーカー製はレギュレターに取り付けています。 レギュレターに微調整機能が付いていない場合は、スピードコントローラーをレギュレターに取り付けするか、耐圧チューブを介して接続します。 |
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ワンタッチ継手 |
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写真の黒い丸になったチューブ取付部分のことを指します。 エアチューブなど柔らかいチューブの取付は出来ません。 耐圧チューブや接続ジョイントのみ取付が出来ます。 圧力の掛かる部分のチューブの接続に便利です。 |
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耐圧チューブ |
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圧力の掛かる部分に使用します。圧力の掛かる部分とはレギュレターからCO2を制御するパーツの間です。 レギュレター本体(開閉バルブなど)でCO2を止めないで、CO2を制御するパーツ(スピードコントローラー、電磁弁、ハンドバルブなど)でCO2の微調整やCO2止めると、レギュレターからはガスが流れ続けていますので、レギュレターから制御しているパーツまでの間は圧力が掛かります。 このため圧力に耐えることのできる耐圧チューブが必要となります。 参考 >>耐圧チューブとエアチューブの違い |
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圧力表記について |
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CO2添加で使用するパーツ類の圧力表記はMPa(メガパスカル)です。法律により現在はパスカル表示をしなければいけいないようになっています。 1MPaは旧表示の約10kgf/cuです。(または約10気圧です。) |
■CO2の開閉(ON/OFF)はどのように行うか。 | |
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レギュレター付属の微調整機能(スピードコントロラー)でCO2の開閉は出来ますが、スピードコントロラーは基本的には流量をコントロールするもので、毎日のCO2開閉には適しておりません。また故障の原因となる場合があります。 また、微調整部でCO2の開閉を行うと、毎日微調整をする必要があり頻雑です。 このためCO2の開閉は微調整機能(スピードコントローラー)以外で行うようにします。 圧力可変式レギュレターや開閉バルブ付きレギュレターの場合は、毎日のCO2の開閉は圧力可変ダイヤル、開閉ダイヤルで行う事が出来ますので、ハンドバルブ・ボールバルブなどは必要ありません。詳しくはこちらをご覧ください。 参考 >>レギュレターの微調整機能部の写真 CO2の開閉を行うパーツとしては、電磁弁、ハンドバルブ、ボールバルブなどがあります。 レギュレターとこれらのパーツの間は必ず耐圧チューブで接続してください。 またレギュレターは減圧機能の付いたものをご使用ください。(当店のレギュレター、現在販売されているアクアメーカーのレギュレターはすべて減圧機能がついております) 減圧機能の付いていないレギュレターを使用するとチューブが破裂したり、パーツが故障します。 |
圧力可変式レギュレター・圧力固定式レギュレター | |
減圧機能付きレギュレターには圧力を変えることができる圧力可変式と決まった圧力しか出ない固定式とがあります。 水草育成で使用する場合はどちらを使用しても同じです。 圧力可変式レギュレターは、微調整ダイヤル(つまみ)とは別に圧力調整用ダイヤルが付いており、CO2の開閉を行うことが出来ます。(閉、OFF、圧力0の位置) |
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減圧機能 | |
高圧のボンベの圧力をを水草育成のCO2添加に最適な圧力に下げる機能です。水草用は概ね0.3MPa以下に減圧しています。 減圧機能の付いたレギュレターを使用するとハンドバルブ、ボールバルブ、スピードコントローラー、電磁弁の使用ができるようになります。 現在アクアリウムメーカーのレギュレターすべてが減圧機能付きです。 |
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電磁弁 | |
電気の力でCO2の開閉します。 電気が流れると(スイッチON)、CO2流れ、OFFにするとCO2の供給が停止します。毎日同じ時刻にCO2のON・OFFを行う場合はタイマーが必要です。 |
■複数水槽に添加する場合(分岐パーツを使用) | |
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複数水槽に添加する場合は、分岐パーツで分岐させ、各水槽ごとの配管にスピードコントロラーが必要となります。 レギュレターの微調整機能ではCO2の微調整を行いません。各配管ごとに接続したスピードコントロラーで微調整を行います。 レギュレターに付いている微調整つまみは大きく開いた状態(CO2が多く流れる)にしてください。 分岐の方法は各種あります。予算や水槽の設置環境などによってお選びください。 選び方の参考 >>複数の水槽に添加したい場合(分岐方法) |
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CO2添加のQ&A | |||||||
Q バブルカウンターは必ず必要ですか? |
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添加する上での目安になるものです。絶対に必要とするものではありませんが、あると便利です。 取り付けをお勧めします。 |
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Q 電磁弁をつけたいのですが、何か必要なものはありますか? | |||||||
レギュレターの次位に取り付けるだけです。このときレギュレターと電磁弁の間は耐圧チューブ電磁弁繋いでください。そのほかは、特に電磁弁を取り付けたからと必要とするものはありません。 CO2の自動添加を行う場合はタイマーが必要です。 |
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Q ワンタッチ継手とエアーチューブ・耐圧チューブとエアーチューブを接続するには | |||||||
ワンタッチ継手とエァーチューブは直接取り付けは出来ません。 取り付け方法は下記のような方法があります。 1.接続ジョイントをワンタッチ継手に取り付けエアーチューブを取り付ける。(写真1) 2.ワンタッチ継手に耐圧チューブを繋ぎ、耐圧チューブとエアーチューブをチューブジョイントで接続する。(写真3)
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※スピードコントロラーP・Qイプは接続ジョイントなどのパイプタイプのジョイントを使用すると取り外しがし難いため、チューブジョイントによる接続をお勧めいたします。 スピードコントローラーP・Qとは 微調整のし易い低速制御型のスピードコントローラーです。 |
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